僕がTOEIC対策のために毎日使い続けている英語学習アプリ「abceed」に「英検対策コース」が追加されました! これは僕を含め「英検受験を予定している人」にとっては、合格をグッと引き寄せるツールになり得ると思うので、使ってみた感想などを書きたいと思います。※基本的にこの記事の内容は有料の「Proプラン」の機能を紹介しています。また、動作検証はiPhone12mini(iOS14.2.1)にて行っているので、他のバージョンだと違う動きになるかも知れません。
abceedとは?
abceedを知らない人のために簡単に説明すると、abceedは「英語学習用アプリ」で、市販されている200冊以上の参考書をアプリで学習することができる優れものです。最大の特徴は、AI(人工知能)で「スコア予想」や「苦手な問題の出題」などをしてくれ、効率よく学習できる点です。また、スマホ1つでできるので隙間時間を使って学習したい人にはとてもおすすめです(タブレットやPCにも対応)。
ついに「英検」に対応!
これまでは「TOEIC学習」がメインだったabceedですが、ついに英検にも対応となりました。スマホ版のメイン画面の右上にある「学習分野」の選択リストから英検の級を選択すると、abceedがその目標に合わせた仕様に変わります。
AIが苦手問題を出題
abceedの最大の魅力である「AIによる問題のレコメンド機能」は「英検」でも使えます。設定したターゲットに沿った問題のうち、自分が苦手としている問題を出題してくれるので、短期間で苦手箇所を克服することができます。「自分の苦手な問題を分析して、それを学習する」というのが、英語学習の基本ですが、その作業をアプリがやってくれるので、とてもラクに、そして効率よく学習することができます。ただ、現時点では問題数が少ないせいか、同じ問題が繰り返し出題されたり、通信エラーが繰り返し出て先に進めなかったりして、まだまだ改善の余地がありそうです。今後の発展に期待しています。
英検の合格率をAIが判定
abceedを使って問題を解いていくと、各パートの現時点での実力を数値化してくれます。そして、それらを総合した、現時点での「合格率」を表示してくれます。学習が進んで実力がつくにつれて、予想合格率が上がっていくので、学習量の目安にもなりますし、モチベーションもアップします。TOEICも誤差±6%の範囲で予想してくれていて結構正確だったので、英検も頼りにしたいと思います。
オンライン模試
abceedでは、英検各級のオンライン模試が用意されています。模試を解いて試験問題に慣れておくことも合格するためには重要なので、嬉しい機能の1つです。僕が選択している「英検1級」は「全17問」「全34問」「全68問」の3つのボリュームの模試が用意されており、学習の割ける時間に合わせて選べるのも便利です。
対応教材も豊富
abceedのPro版に申し込むと複数の英検教材を使うことができます。TOEIC教材に比べると、まだまだ少ないものの、過去問に加えて、単語・語彙問題・リスニング問題に特化した教材があるのはとても嬉しいです。
まずはレベル診断テストから
「学習分野」を選択したあとは、レベルチェックを受けます。これを受けることで、最初のAI診断を受けることができます。ちなみに僕の場合、レベルチェック後にAIが算出した合格率はたったの24%しかありませんでした(^_^;;
abceedで出来ないこと
abceedではリスニングとリーディング対策はできますが、ライティングとスピーキング対策はできません。ですので、僕の場合はオンライン英会話を利用してアウトプット強化を行っています。個人的にはabceedとオンライン英会話の組み合わせでかなりの学習範囲をカバーできると感じています。
感想まとめ
●現時点で使える点
・合格率予想は参考になる(しかし、精度はまだ未知数)
・オンライン模試は使える。
・教材は使える(ただし、教材自体は以前から使えたので今回の「学習範囲」の英検対応とは直接関係ない)。
●改善して欲しい点
・オススメ問題で同じ問題が繰り返し出てきたり、通信エラーになるのを改善して欲しい。
●現時点での感想
僕はこのabceedのおかげで、TOEICスコアがかなり上がったんですが、「英検」を勉強するのには不十分だと感じていました。しかし、今回英検に対応してくれたので、心強い味方を得た感覚です。ただ、現時点では、問題数が少ないなどの理由でabceedのウリであるAI機能を完全に活かせてないように思います。とはいえ、abceedはここ1年だけでもかなり進化しているので、今後の不備改善&機能向上に期待しています。
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